新井由木子【まだたべ】vol.029 我が家の大声ダイヤモンドの巻

切り取っておきたい、我が家の日常。今日も家族の歴史は作られていきます。“まだ食べたことのないもの”が気になって仕方がないイラストレーター・新井由木子さんが、食べるモノや関わるヒトと奮闘する日々を綴ります。

わたし「なんで女は痛風にならないのかねえ!」
父「なるらしいよ、女も。閉経すると」
母「えっ? なになに? 女も痛風になるの?」

 老父と老母の間にわたしが挟まってちゃぶ台を囲み、3人で食後のお茶をすすっていた時のこと。
 わたしのセリフに『!』マークがついているのは、加齢によりだいぶ耳が遠くなった父と、少しだけ遠くなった母に聞こえるように、大きな声で話しているからです。

※【まだたべ】は、【思いつき書店】として世界文化社公式noteに移転しました。
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文・イラスト・写真:新井由木子(あらい ゆきこ)/東京都生まれ。イラストレーター・挿絵描き。埼玉県草加市にある書店「ペレカスブック」店主。挿絵や絵本の制作のかたわら書店を営む。著書に『誰かの見たもの 口伝怪奇譚』『おめでとうおばけ』(大日本図書)、『まんじゅうじいさん』(絵本塾出版)ほか。「この世はまだ たべたことのないものだらけ。東京に近い埼玉県の、とあるカフェの中にあるペレカスブックで、挿絵や絵本を作りながら本屋を営んでいます。料理は上手ではないけれど、生まれ故郷の式根島と、草加せんべいの町あたりを行き来しながら、食べること周りのことを書いてゆきます」
http://www.pelekasbook.com
Twitter:@pelekasbook

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