新井由木子【まだたべ】vol.038 残像で隠すの巻

人は色々な姿をさらすもの。その実体は、変幻自在なやまとなでしこ、かもしれません。“まだ食べたことのないもの”が気になって仕方がないイラストレーター・新井由木子さんが、食べるモノや関わるヒトと奮闘する日々を綴ります。

「恥の文化を、大切にせねばイカン!」
 お風呂に浸かりながら、その時わたしは、強く思ったのでした。

 一年中ビーチサンダル履きで、楽な服装ばかりしている暖かい離島出身のせいか、基本的にわたしはあまり服を着ているのが好きではありません。
 家に帰れば衣服をかなぐり捨てるように脱ぎ、身体をゆったりと覆うワンピースに着替えるのが常。ブラはもちろんパンツすらもつけたくありません。まるで、寝る時に身にまとうのはシャネルの5番だけだったというマリリン・モンローのようですが、見た目が違います。ジャバ・ザ・ハットをかわいくした感じ、と思ってください。
 そんな姿で寝転がっていると、気がつけばお尻が丸出しになっていることがあります。

※【まだたべ】は、【思いつき書店】として世界文化社公式noteに移転しました。
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文・イラスト・写真:新井由木子(あらい ゆきこ)/東京都生まれ。イラストレーター・挿絵描き。埼玉県草加市にある書店「ペレカスブック」店主。挿絵や絵本の制作のかたわら書店を営む。著書に『誰かの見たもの 口伝怪奇譚』『おめでとうおばけ』(大日本図書)、『まんじゅうじいさん』(絵本塾出版)ほか。「この世はまだ たべたことのないものだらけ。東京に近い埼玉県の、とあるカフェの中にあるペレカスブックで、挿絵や絵本を作りながら本屋を営んでいます。料理は上手ではないけれど、生まれ故郷の式根島と、草加せんべいの町あたりを行き来しながら、食べること周りのことを書いてゆきます」
http://www.pelekasbook.com
Twitter:@pelekasbook

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