新井由木子【まだたべ】vol.068 インフルエンザはつらいよの巻

身体や心が辛いときは、人のさりげないやさしさや思いやりが身に染みて、ありがたいものですね。“まだ食べたことのないもの”が気になって仕方がないイラストレーター・新井由木子さんが、食べるモノや関わるヒトと奮闘する日々を綴ります。

 その朝起きると、絵に描いたような風邪っぴき(重症)になってしまっていました。
「新井さんが風邪なんて、めずらしいじゃん」
 マスクをしたわたしの姿に、カフェ・コンバーション店主(以下コンバーション)が目を丸くします。
 しかしどんなに具合が悪くとも、寝込む訳にはいきません。全てのスケジュールは、完全な健康状態でこなしていくことしか想定しておらずギッシリと詰まっており、締め切りは容赦無く、続々とやってくるのです。

※【まだたべ】は、【思いつき書店】として世界文化社公式noteに移転しました。
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文・イラスト・写真:新井由木子(あらい ゆきこ)/東京都生まれ。イラストレーター・挿絵描き。埼玉県草加市にある書店「ペレカスブック」店主。挿絵や絵本の制作のかたわら書店を営む。著書に『誰かの見たもの 口伝怪奇譚』『おめでとうおばけ』(大日本図書)、『まんじゅうじいさん』(絵本塾出版)ほか。「この世はまだ たべたことのないものだらけ。東京に近い埼玉県の、とあるカフェの中にあるペレカスブックで、挿絵や絵本を作りながら本屋を営んでいます。料理は上手ではないけれど、生まれ故郷の式根島と、草加せんべいの町あたりを行き来しながら、食べること周りのことを書いてゆきます」
http://www.pelekasbook.com
Twitter:@pelekasbook

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