新井由木子【まだたべ】vol.002 杏のパフェの巻

何十年と生きていたって、世の中にはまだ食べたことのないものが溢れています。隣の家では毎日のように食卓に並んでいるのに、我が家では見たことも聞いたこともない、なんていう食べものもあるかもしれません。この連載では、そんな“まだ食べたことのないもの”が気になって仕方がない、というイラストレーター・新井由木子さんが、食べるモノや関わるヒトと奮闘する日々を綴ります。

 これからはパフェで行く! とカフェ コンバーション店主(以下「コンバーション」と略す)がでっかい声で言いました。

 ペレカスブックの入っているカフェ コンバーションは、大きな『ほっとけーき』と濃いコーヒーにファンが多くて13年間やってきたお店です。でも近所に新しく洋食屋さんとコーヒー屋さんができたので、洋食屋さんでご飯を食べた人がコーヒー屋さんでコーヒーを飲んで、散歩がてらペレカスブックとエダハ(コンバーションとペレカスの2階に新しくできた作家もののセレクトショップ)を見にきたら、一休みする時に食べたいのはパフェだ!という計算をしたらしいのです。

 出来上がったのは生杏のパフェ。

※【まだたべ】は、【思いつき書店】として世界文化社公式noteに移転しました。
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文・イラスト:新井由木子(あらい ゆきこ)/東京都生まれ。イラストレーター・挿絵描き。埼玉県草加市にある書店「ペレカスブック」店主。挿絵や絵本の制作のかたわら書店を営む。著書に『誰かの見たもの 口伝怪奇譚』『おめでとうおばけ』(大日本図書)、『まんじゅうじいさん』(絵本塾出版)ほか。「この世はまだ たべたことのないものだらけ。東京に近い埼玉県の、とあるカフェの中にあるペレカスブックで、挿絵や絵本を作りながら本屋を営んでいます。料理は上手ではないけれど、生まれ故郷の式根島と、草加せんべいの町あたりを行き来しながら、食べること周りのことを書いてゆきます」
ブログ「Pelekas Books&Gallery&Bar」https://pelekas.exblog.jp/
Twitter:@pelekasbook

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