韓国家庭料理のプロに教わる、日本でも手軽に飲める韓国茶いろいろ

第3次韓流ブームとも言われ、チーズドックなど“韓国グルメ”人気が続いています。マッコリや焼酎をよく飲むというかたでも、韓国茶についてはあまり馴染みがなかったりしませんか。そこで東京・四谷で人気の韓国家庭料理店「妻家房」総料理長・柳 香姫さんの著書『本当においしく作れる韓国家庭料理』から、日本でも入手しやすい韓国茶について教えていただきます。

韓国茶は、急須に茶葉を入れて蒸らして…といったお茶とは違います。美容や健康に敏感な韓国では材料は主に漢方材料や果物。体にやさしい飲みものは、心まで癒してくれます。日本のデパ地下や韓国食材店で見かけるお茶をご紹介します。


体にじんわり効く生薬や薬草


生薬や薬草はちょっとなじみがないかもしれませんが、最近はフリーズドライにした粉末が出回っているので、お湯で溶くだけで手軽にいただけます。なかには強い香りやくせのあるものもありますが、体に効く! と感じるものも。手前から美肌や疲労回復を助ける「にんじんなつめ茶」。発芽玄米とはと麦が入った「ユルム茶」。甘草や桂皮など8種の生薬を煎じた「にんじんサンファ茶」。

果実を甘く煮たスイーツ茶


果実を皮ごと刻んで、砂糖とともに煮たジャム状のもの。ティースプーン5杯をお湯180mlで溶いて飲みます。甘酸っぱいものが多いので、飲むデザートにもどうぞ。香りもよくリラックス効果も期待できます。右手前から時計回りに、美肌や風邪予防に効く「ゆず茶」、体が温まる「しょうが茶」、疲労回復を助ける「梅茶」、のどによい「かりん茶」。

柳 香姫(リュウ ヒャンヒ)/1952年、韓国・大邱生まれ。韓国料理研究家、韓国家庭料理「妻家房」総料理長。1985年に来日。ていねいで味わい深い手料理が、友人の間で評判となり、1993年、夫・呉 永錫さんとともに「妻家房」をオープン。月2回のキムチ教室や、カルチャーセンターでは、さまざまなキムチの作り方をわかりやすくレクチャーし、本場のキムチが習えると熱心に通う生徒も多い。たびたび韓国を訪れては、よりおいしい食材や調味料探しに余念がない。幼いころから家庭でおいしい料理を食べてきた長女の呉 知宣さんも料理研究家。

撮影:高橋栄一

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