日本人も絶対好き! 日本でも食べたいヨーロッパで出合ったサンドイッチのこと

旅先では、そこに住む人々が日頃食べているものを楽しみたいというのは、人気のイラストレーター、朝倉めぐみさんです。本日は朝倉さんの著書『スプレッドが決め手のサンドイッチ』から、ご自身がヨーロッパで出合った美味しいサンドイッチについて、ご紹介します。

わたしの海外旅行の楽しみのひとつは、そこに住むひとたちが日常食べている屋台やスーパーマーケットのサンドイッチです。

ランチどき、駅のキオスクのウインドー一面に並べられたサンドイッチのおいしそうなこと! そこで出会ったのがイギリスのコロネーションチキンやドイツのカリーブルストです。

フランス・パリの屋台ではクロワッサンではなく、ホットドッグが売られていました。バゲットパンの上にのったソーセージにはたっぷりとチーズがかけられ、なんともフランスらしいと思ったものでした。

イギリス・ロンドンの食料品が並ぶバラマーケットではおいしい屋台が目白押し。ラムバーガーをはじめて知ったのはここ。ビールとの相性が最高でした。


ブレーメンの名物屋台A.Stockhinger & Sohn(シュトックヒンガー) のグリルソーセージ。


たっぷり蟹が入ったサンドイッチ。


ベルリンのデパートKaDeWe(カーデーヴェー)で食べたマチェスサンドは野菜がたっぷり。

最近行ったドイツの各地の駅で見つけたのは魚専門のサンドイッチ屋さん。サーモンや蟹、えびのほか、ニシンのマリネやうなぎの燻製までサンドされて、迷ってしまうほどのメニューが並んでいます。その中でもわたしのイチオシはマチェス(Matjes)サンドという、若にしんの塩漬けと生野菜が白パンに挟まれただけというシンプルなもの。この臭みのない生に近い塩漬けサンドは日本人なら絶対好き!という一品で、日本で食べられないのが残念でなりません。

まだまだ世界には知らないサンドイッチが山ほどあると思うとわくわくします。現地で食べるのも楽しみですが、味を覚えて、家に帰って作ってみるのが自分への最高のお土産だと思っています。

朝倉めぐみさんの著書『スプレッドが決め手のサンドイッチ』には、さまざまなスプレッドを使った美味しいサンドイッチのレシピが満載。色々な国のサンドイッチに使えるスプレッドのレシピもあります。
 

朝倉めぐみ(あさくら めぐみ)/多摩美術大学卒業後、出版社勤務を経て渡英。帰国後、出版、広告関係中心のイラストレーターとして活動を始める。ロンドンの美術大学在籍中は食べ歩きが趣味で、ヨーロッパ各国料理、中近東料理にも興味を持つ。現在は友人を誘っての家飲みが多く、つまみはもっぱら自作の無国籍料理。その中でも、幼いころからのパン好きが高じて作り始めた和洋様々な一口サンドイッチは好評で、今では朝倉家の飲み会では欠かせないものに。今回のサンドイッチには、そんな楽しく飲むためのおいしい工夫がたくさん詰まっている。
撮影・イラスト:朝倉めぐみ

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