お弁当作りのプロが教える、10分でラクうまのコツ! えびのカレーマヨ焼き弁当

「とにかく手早く美味しいお弁当を作りたい!」という時に、知っていると得をする技を、料理研究家で初代「レシピの女王」の成澤文子さんに教わります。今回ご紹介するのは、食欲をそそるえびのカレーマヨ焼き弁当です。トースターを使って2品を同時に作る会心の技は、著書『初代レシピの女王・成澤文子の ラクうま10分弁当』からのご紹介です。副菜のにんじんのみそマスタード炒めは、作りおきしておきましょう。
お弁当作りの段取り
ごはんをつめる
→トースターでおかずを作る
→冷ます
→おかずをつめる(リーフレタスで仕切る)
→ごはんにふりかけをふる
トースターで一度に2品作る時短レシピ。えびは尾をつけたまま華やかに♪
【材料(1食分)】
えびのカレーマヨ焼き
無頭えび… 4~5尾
【A】塩、こしょう、白ワイン(または酒)… 各少々
マヨネーズ… 小さじ1~1と1/2
カレー粉… 少々
パセリ(みじん切り)… 少々
ブロッコリーとパプリカの塩昆布焼き
パプリカ… 1/4個
ブロッコリー… 小5房(40g)
塩昆布(細切り)… 軽く2つまみ(2g)
ごま油… 小さじ1/2
塩… 少々
【作り方】
1. えびは尾を残して殻をむき、背側に深く切り込みを入れて開き、背ワタを除く。Aをもみ込んで下味をつけ、アルミホイルにのせる。えびの表面にマヨネーズを塗ってカレー粉をふり、なじませる。
2. ブロッコリーは小房に分け、パプリカは小さめのひと口大に切り、ブロッコリーとともにアルミホイルにのせる。塩昆布をちらし、ブロッコリーにごま油をかける。
3. トースターに1、2をのせて約7分焼く。
4. えびにパセリをふる。ブロッコリーとパプリカは混ぜ、味を見て足りなければ塩をふる。
●ラク技・背を切り開けば背ワタが取りやすく、加熱も短時間に。
・ブロッコリーはひと口大よりも小さく切ることで、トースターでも火が通ります。
●うま技・ブロッコリーは油でコーティングすることで素材のうまみが引き立ちます。
つくりおきしたい、にんじんのみそマスタード炒め
【材料(作りやすい分量)】
にんじん… 1本
サラダ油… 大さじ1/2
【A】酢… 大さじ1
【A】みそ… 小さじ2
【A】はちみつ、粒マスタード… 各小さじ1/2
【作り方】
1. にんじんは短冊切りにする。
2. フライパンに油を熱し、1を炒める。
3. しんなりしたらAを入れて炒め合わせる。
※保存の目安は冷蔵なら4日、冷凍で2週間。
http://narisawaayako.jp
ブログ「Join us at the kitchen!」http://ameblo.jp/recipe-queen1/
撮影:坂本正行
初代レシピの女王・成澤文子の ラクうま10分弁当

朝10分で本当においしくて、バランスがいいと評判の、初代レシピの女王・成澤文子さんによる「ラクうま10分弁当」レシピ本。毎日のお弁当作りの中から生まれたラク技、冷めてもおいしい工夫、彩り、バリエーションなど、主婦の実感に満ちた即戦力の1冊で…