【コラム】ウイスキーの個性を生かすおすすめカクテルベスト9

ここ数年、「日本でのウイスキーの父」の生涯がドラマ化されたり、ハイボールが人気だったりと、日本でのウイスキーへの注目度が高くなっています。ウイスキーと一口に言っても、産地や銘柄によってその味わいは多種多様。そこで今回はウイスキーをもっと識るための本『知ればもっとおいしい! 食通の常識 厳選ウイスキー&シングルモルト手帖』から、初心者でも飲みやすく、ウイスキーの個性を感じられるおすすめカクテル9種を紹介します。

ウイスキーの芳醇なコクや奥深い甘みは様々なカクテルとも相性抜群。ウイスキーの個性を生かすカクテルには、スコッチやバーボン、カクテルの味わいやイメージを重視するならカナディアンやアイリッシュなどと、ウイスキーの種類を考え、多彩な味のバリエーションを楽しもう。

ラスティネール [Rusty Nail]

氷を入れたロックグラスにウイスキーとドランブイを注ぎ、ステアする。スコッチ・ウイスキーに蜂蜜やハーブやスパイスを配合したリキュール「ドランブイ」を使ったカクテルには、スコッチ・ウイスキーを使うとぴたりとハマる。ラスティネールとは、錆びた釘の意。

ミントジュレップ [Mint Julep]

グラスに砂糖とミントの葉を数枚入れ、少量の水でミントの葉をつぶしながら砂糖を溶かす。そこにクラッシュド・アイスをたっぷり入れ、バーボンを注ぎ、よくステアし、最後にミントの葉を飾る。清涼感このうえない、暑い夏の日に最適なカクテル。

ロブロイ [Rob Roy]

ロンドンの高級ホテル「ザ・サボイ」のバーテンダーが考案したイギリス式の「マンハッタン」。スコッチ・ウイスキー、スイート・ベルモット、アンゴスチュラ・ビターズをミキシンググラスに入れてステアし、カクテルグラスに注いでレッドチェリーを飾る。

ゴッドファーザー [God Father]

1972年に映画『ゴッドファーザー』が公開されて間もなくニューヨークで生まれたカクテル。氷を入れたロックグラスに、スコッチ・ウイスキーとアマレットを注ぎ、ステアする。

アイリッシュコーヒー [Irish Coffee]

耐熱グラスに砂糖を入れ、やや濃いめに入れたコーヒーを7分目まで注ぐ。アイリッシュ・ウイスキーを加え軽く混ぜ、生クリームを浮かべる。年間を通して気温の低いアイルランドで考案された甘めのホットドリンクで、寒い夜には身体が芯から温まる。

マンハッタン [Manhattan]

カクテルの女王と称される定番カクテル。ウイスキーは、カナディアン・ウイスキーを使うことが多い。ウイスキー、スイート・ベルモット、アンゴスチュラ・ビターズをミキシンググラスに入れてステアし、カクテルグラスに注ぎレッドチェリーを飾る。

オールドファッションド [Old Fashioned]

飲み手が好みの味に仕上げる、その名の通り古典的なスタイルのカクテル。ロックグラスに角砂糖を入れ、アロマチック・ビターズを振りかけてしみ込ませる。氷を入れ、バーボン・ウイスキーを注ぎ、オレンジ、レモン、ライムなどのスライスを飾る。

バーボンバック [Bourbon Buck]

「バーボンバック」は夏に爽やかな定番カクテル。グラスに氷を入れ、バーボン・ウイスキー、ジンジャーエール、レモンジュースを入れ、軽くステアしてレモンを添える。バーボン特有の甘い香りとジンジャーエールのピリッと感がマッチしている。

バーボンサイドカー [Bourbon Side Car]

シェイカーを使って作るショートカクテルの基本。「サイドカー」は、もともとブランデーベースのカクテルだが、バーボンベースでも作られる。バーボン・ウイスキー、ホワイトキュラソーとレモンジュースをシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

ウイスキーベースのカクテルも、使われる銘柄によって、よりいっそうおいしく味わい深いものになります。もっとウイスキーを知りたくなった方は、三人のウイスキー通によるこちらの本をぜひご覧ください。

 

撮影:佐藤竜一郎