スギアカツキ【たまごのはなし】第31回 猛暑疲れを癒す、ふわふわ優しい卵とじ素麺

この夏も酷暑が続きましたが、皆さんお体は大丈夫ですか? 暑い時こそ、体に優しい、温かいものを。この連載では、「たまごが一番大好きな食材」という食文化研究家のスギアカツキさんが、その経験と好奇心を生かしたさまざまなアプローチで「たまご」を掘り下げます。

蒸し蒸しと猛烈に暑い夏。心も体も疲れ切ってしまう日って、ありますよね。そんな1日をねぎらうべく、爽快にビールで乾杯……もいいですが、もっと優しく、もっと柔らかく。フワフワと心身を鎮めたい時が、私にはあります。そしてそんなシーンにありがたい食事こそが、「あったか煮麺(にゅうめん)」です。





暑気払いとして味わう、ツルツルとのど越しのよい涼しげなものではなく、温かい汁ものの麺料理。ちょっと軟らかめに茹でた素麺に、強い食材(食感・香り・存在感)を限りなくそぎ落とした、シンプルな熱々のだし汁を注ぐような、優しく家庭的な感じ。具体的に言えば、卵をたっぷり惜しみなく使って作る「あんかけ卵とじ」が理想的です。


※【たまごのはなし】は、世界文化社公式noteに移転しました。
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文・写真:スギアカツキ/食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)、女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。
「みなさん、一番大好きな食べ物ってなんですか? 考えるだけで楽しくなりますが、私は『たまご』という食材に行きつきます。世界中どこでも食べることができ、その国・エリア独特の料理法で調理され、広く愛されている。そしてなにより、たまごのことを考えるだけで、ワクワクうれしい気分になってしまうんです。そこで、連載名を『たまごのはなし』と題し、たまごにまつわる“おいしい・たのしい・うれしい”エピソードを綴っていきたいなと思います」
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Twitter:@sugiakatsuki12

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