スギアカツキ【たまごのはなし】第34回 安らぎの諏訪銘菓「鳥ぱん」に癒されよう

その場所を訪れたら必ず買うお土産や、ちょっと疲れたなあというときに食べたくなるものはありますか? この連載では、「たまごが一番大好きな食材」という食文化研究家のスギアカツキさんが、その経験と好奇心を生かしたさまざまなアプローチで「たまご」を掘り下げます。

私には、定期的に訪れる大好きな場所があります。長野県・蓼科に山小屋を所有していることもあり、諏訪~茅野~蓼科エリアにおける季節の移ろいを確認するため、時間が少しでも取れると、東京から車を走らせています。そして、帰京時にお土産として諏訪の郷土菓子「鳥ぱん」を購入することが、私の安らぎでもあります。はい、楽しみというよりは、“安らぎ”というほうが、しっくりくる感じ。





パッケージを開けると、なんとも素朴な鳥達が湖面に静かにたゆたっているような様子で鎮座しています。この姿は、諏訪湖に飛来するカモやオシドリの“浮き寝”の姿を見て考案されたそうで、繊細というよりは素朴、洗練というよりはやや無骨な佇まいが、かえってヒトの心をほぐしてくれるような気がするのです。



※【たまごのはなし】は、世界文化社公式noteに移転しました。
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文・写真:スギアカツキ/食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)、女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。
「みなさん、一番大好きな食べ物ってなんですか? 考えるだけで楽しくなりますが、私は『たまご』という食材に行きつきます。世界中どこでも食べることができ、その国・エリア独特の料理法で調理され、広く愛されている。そしてなにより、たまごのことを考えるだけで、ワクワクうれしい気分になってしまうんです。そこで、連載名を『たまごのはなし』と題し、たまごにまつわる“おいしい・たのしい・うれしい”エピソードを綴っていきたいなと思います」
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Twitter:@sugiakatsuki12

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