【コラム】作りおきに便利な保存容器を使ってかぼちゃのレモン浅漬けを作る

忙しい日本人の強い味方として、昔からある漬物をはじめ作りおきできるおかずが注目されています。そこで今日は、作りおきの基本的なルールと便利な保存容器について、野菜料理家の庄司いずみさんに教えていただきます。さらにかぼちゃのレモン浅漬けのレシピも! ぜひお試しください。

作りおきのルール

容器は熱湯消毒が基本です
保存が前提のマリネやピクルスなどを入れる容器は、しっかり洗ったあと、たっぷりの量の熱湯をかけて消毒をしましょう。鍋にわかした湯に入れ、煮沸消毒をするとより安心です。

必ず清潔な菜箸で
保存おかずを取り分けるときは手が触れないようくれぐれも注意して。必ず清潔な菜箸やスプーンなどを使うようにします。菜箸もしっかり洗い、きちんと乾燥させてから使うのが基本。

日付を記入する
保存容器や保存袋などにつめたら、つめた日を記入しましょう。できれば日付と一緒に料理名も書き込みます。美味しいうちに食べきるために、ひと手間は惜しまずに。

おすすめ保存容器

フランス生まれホームメイドの保存瓶 ル・パルフェ
マリネやピクルスなどを作るとき、ガラス瓶の保存容器なら熱湯消毒や煮沸消毒ができ、密封できるので保存性が高まります。手作りの保存食にこだわるフランスのロングセラーがこのル・パルフェ。ゴムのパッキンでしっかり密封できるボトルは、テリーヌジャー。ゴムのパッキンや、金具もはずせて、その洗いやすさも使い勝手で大切なポイント。蓋を回すだけのタイプの内蓋つきは脱気保存もできるダブルキャップジャー。浅漬けの保存やジャーサラダにおすすめです。
http://www.leparfait.jp/


ル・パルフェの種類は用途別にテリーヌジャー(手前右)、ジャムポット(中右)、ダブルキャップジャー(中左と奥)などサイズも色々。

鮮度を保つ・進化した密閉容器
最近では容器そのものに抗菌作用があり、食品の鮮度が長くキープできるものも。写真はミューファンという銀の繊維を練り込んだ保存容器。銀の抗菌作用を利用した商品で、小口に刻んだ長ねぎなど切った野菜を入れるだけでも持ちが違うから驚きます。匂いがつきにくいので、酢の匂い移りが気になるマリネにぴったり。ミューファンのほか、わさびで保存性を高めるシートなどもあるので、用途ごとに使い分けを。
http://m-func.jp/

かぼちゃのレモン浅漬けを作ろう

材料(約3カップ弱分)
かぼちゃ…300g(薄切りにして長さを半分に切る)
レモン…1/2個(薄切り)
【a】水…1カップ
【a】みりん…大さじ2
【a】酢…大さじ4
【a】塩…小さじ2
【a】刻み昆布…10g(洗う)

作り方
1.かぼちゃを熱湯でサッとゆでる。
2.ボウルに【a】を混ぜて塩を溶かし、1とレモンともに保存容器に入れて保存する。

保存期間
5日

かぼちゃは固めに仕上げるとシャキシャキと食べごたえのある浅漬けに。サッとゆでたさつまいもで作っても美味しいです。いずれもオリーブオイルとにんにくでソテーするとパンにもあうおかずになります。

塩や調味液で漬けるだけの簡単な漬物は、日本のすぐれた野菜の保存おかずです。庄司さんの著書『野菜のマリネとおかずサラダ』には、今日ご紹介したレシピのほかにも、簡単でモリモリ食べられる野菜の保存おかずが多数掲載されています。

 

庄司いずみ(しょうじ いずみ)/野菜料理家。2007年に植物性100%のベジタリアン料理を紹介するブログ『vege dining 野菜のごはん』を始め、大人気となったことをキッカケに野菜料理を紹介する料理家に。体の中からきれいになることを提案する『デトックス・ベジシリーズ』(主婦の友社)はシリーズ累計21万部を突破。保存おかずや使い回しおかずなど、忙しいときも野菜がたっぷりとれるレシピも提案、『やさいの常備菜』(世界文化社)はロングセラーに。主宰する「庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオ(http://shoji-izumi.tokyo/m)」では家庭で作る野菜料理から、プロフェッショナル向けのベジタリアン料理までを教える教室を展開している。
ブログ:vege dining 野菜のごはんhttp://ameblo.jp/izumimirun/

撮影:千葉 充