【コラム】プロに教わる!納得の一本を見つけるための、ワインショップと上手につきあうコツ

ワインを買うときに、何を手がかりにしていますか? 産地やラベルのデザインや価格を見ながら、なんとなく行きあたりばったりに買って、飲んでみたらがっかり…ということはありませんか? そこで東京・虎ノ門で評判のワインブティック「ヴァン シュール ヴァン」マネージャーの大畑澄子さんに、おいしいワイン選びのコツを教えていただきました。

数あるワインのなかから、好みの一本を見つけ出すのは至難の業。
そういうときに、知っておきたいワインショップとワイン選びのコツを覚えておきましょう。

よいワインショップの条件とは何ですか?

まずは、店内を見渡してください。日が当たるところに、ワインが飾ってありませんか? また、照明が蛍光灯ではありませんか? ワインは光に弱いので、そういうショップはあまり好ましくありません。風が当たったり、温度変化が激しいという理由から、ショップの出入り口付近にワインが置いてあるのもよくありません。

次に、店内が少しひんやりしていますか? 店内温度が約18~19℃で、1980年以前の古いヴィンテージワインは約13~14℃で管理しているショップは、ワインに適した温度管理ができているという証です。日光遮断、温度・湿度管理ができているショップがよいでしょう。


「ヴァン シュール ヴァン」は、店内に1000アイテム、バッグヤードに1400アイテムを取りそろえている。

最良の一本を選ぶには、どうしたらいいのでしょう?

せっかく、ワインショップを訪れたのですから、ショップスタッフにアドバイスを乞うことが、最良の一本と出会う近道です。お目あてのワインがあるとしても、ショップスタッフと会話をすることで、新しい発見があるはずです。そうすることで、ワインのバリエーションが増えてくるでしょう。

また、甘口、辛口という感じ方は、人によって千差万別です。テイスティング可能であれば、ぜひ、お願いしてみましょう。そうすれば、家に帰って飲んだとき、楽しみにしていたワインが「好みのものではなかった…」と、がっかりすることもないはずです。


テイスティングコーナー。旬のワインを毎日テイスティングできる。


ショップスタッフに何を伝えればよいのでしょう?

予算、飲みたい種類(発泡性、白、赤など)、好みを伝えましょう。そして、飲むシチュエーションを伝えます。ショップスタッフは、顧客の情報を聞き、話題を提供しながら、ワインを選んでくれます。プレゼントの場合でも、予算、お祝いなのかお礼なのか、といった目的をきちんと伝えましょう。また、ほかにも、おいしい飲み方や保存方法も聞くとよいでしょう。

これは、と思うワインショップを見つけたら、スタッフとどんどんコミュニケーションをとることで、おいしいワインを選ぶことができそうですね。お目あてのワインが見つかったら、大畑さんにもご協力いただいた本『ワイン好きのための ワインのおつまみ160』を参考に、おいしいおつまみとともに召し上がれ。

<関連記事>
・【レシピ・いわしのアリマドス】脂ののった魚が酸味のあるワインに合う!
・【レシピ・絶品フォワグラ丼】濃厚なフォアグラと甘辛だれのハーモニーに感涙!
・【コラム】シャンパーニュって、何? 今さら聞けないシャンパーニュに関する4つの基本
・【コラム】買ってすぐに飲むのはNG!おうちでシャンパーニュを楽しむ6つのヒント

教わったお店:ヴァン シュール ヴァン/「家庭料理と楽しめるワイン」がテーマ。価格ではなく、満足度の高いワインを飲んで「おいしい時間」を過ごしてほしいのだそう。
東京都港区虎ノ門1-7-6
http://www.vsv.co.jp/