人気の料理研究家に教わる、美味しいどんぶり弁当を作るための3つの鉄則

毎日作るお弁当のバリエーションに取り入れたいのが、“どんぶり弁当”です。ご飯の上に具材をのせるだけという手軽さがありがたい。でも、より美味しいどんぶり弁当を作るには、やっぱりコツがあるようです。そこで、美味しいどんぶり弁当を作るための鉄則を、「大葉サンドのしょうが焼き丼」を例に、人気の料理研究家のきじまりゅうたさんに教えていただきます。

どんぶりの要素を詰めるだけ!

どんぶりは、弁当としても優秀です。弁当箱にご飯を詰めて、具材をのせれば完成なので、あれこれ用意しなくてもOK。どんぶり弁当のポイントは、「冷めてもおいしく食べられること」「いたみにくい工夫をすること」。冷めたご飯でも食べやすいよう、おかずは濃いめの味つけにします。水分が多いと食材がいたむ原因に。蒸気が出ないように食材を冷ます、汁気のあるものはとろみをつけるなどの工夫をしましょう。

どんぶり弁当の3つの鉄則

その1.味つけは濃いめに!
味を濃くして保存性をアップ。甘みを足すと冷めてもおいしい。

その2.煮汁には、とろみをつける!
水分が多いと、ご飯がベチャッとし、いたみやすくなる。

その3.ご飯は、おかずを作る前に弁当箱に詰める!
温かいと蒸気で水分が出るのでいたみやすくなる。

どんぶり弁当の作り方

【1】ご飯を詰めて

【2】冷まして

【3】のせるだけ

【4】完成



では、ここまでの美味しそうな写真も気になる「大葉サンドのしょうが焼き丼」のレシピをご紹介します。

人気のしょうが焼きをアレンジ! 大葉サンドのしょうが焼き丼

【材料(1人分)】
豚ロース薄切り肉……6枚(100g)
大葉(半分に切る)……2~3枚分
塩……少々
薄力粉……適量
サラダ油……大さじ1/2
さやいんげん(半分の長さに切る)……4本分
【A】しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ1、みりん小さじ1、おろししょうが小さじ1/2
ご飯……茶碗1杯分

【作り方】
1. 弁当箱にご飯を詰める。
2. 豚肉を広げて中央に大葉をのせ、両端を折りたたんで1/3の大きさにする。塩をふり、薄力粉を薄くまぶす。
3. フライパンにサラダ油を熱し、2の豚肉を閉じ目を下にして並べる。焼き色がついたら裏返し、さやいんげんを加えてふたをし、弱火で約3分蒸し焼きにする。
4. Aを加え、とろみがつくまで煮詰める。バットに取り出し、粗熱をとる。
5. 1のご飯に4をのせる。

【Point】
薄切り肉なら、冷めてもやわらかさキープ。お弁当におすすめ!

 

きじま りゅうた/料理研究家。祖母は料理研究家の村上昭子さん、母は同じく料理研究家の杵島直美さんという家庭に育ち、自身も料理研究家の道へと進む。現在は、男性のリアルな視点から考えた「若い世代にもムリのない料理」を提案している。テレビや雑誌を中心に活躍し、自身が主宰する料理教室も開催している。主な著書に『暑い季節を美味しくすごす 夏つまみ』(池田書店)など。
ブログ「きじまりゅうたのダイドコログ」http://www.daidokolog.com/

撮影:ナカムラユウコ

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