いちごや桃のコンポートを合わせて絶品、夏のデザートに! 和紅茶のアイスクリームパフェ

長かった梅雨が明け、ようやく夏がやってきそうな今週末。蒸し暑さを解消する、冷たくて美味しいアイスクリームパフェを作ってみませんか。果物は、お菓子研究家で日本茶インストラクターでもある本間節子さんに教えていただきます。「口当たりがなめらかでアイスクリームだけでも十分においしいのですが、いちごのマリネを添えると、見ためも味も華やかなパフェになります。果物は、オレンジ、いちじく、桃や洋梨のコンポートなども和紅茶の風味によく合います。和紅茶は、『紅ひかり』を使いました」。
材料(6~8人分)
- 和紅茶のアイスクリーム
- 和紅茶
- 10g
- 牛乳
- 200g
- 卵黄
- 3個分
- 砂糖
- 90g
- 牛乳
- 150g
- 生クリーム
- 150g
- いちご
- 適量
- 砂糖
- いちごの重さの10%
- 生クリーム
- 適量
作り方
- 1和紅茶のアイスクリームをつくる。
小鍋に和紅茶と牛乳200gを入れて火にかけ、沸騰したら火を弱めて1分煮て、火を止める。蓋をして2分おき、万能こし器でこして150g量る。 - 2ボウルに卵黄と砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまですり混ぜる。
- 31を加えて混ぜる。
- 4別の鍋に3を万能こし器でこし入れ、極弱火にかけ、とろみがつくまで耐熱のゴムベラで混ぜる。とろみがついたら火からおろし、牛乳150gを加えて混ぜ、生クリームを加えて冷やす。
- 5バットに入れ、冷凍庫で冷やして固める。数回取り出してフォークで空気を入れるようにほぐし、最後はゴムベラで練る。(またはアイスクリーマーに入れて固める。)
- 6いちごのピュレをつくる。
いちごはつぶすか、すりおろして、いちごの重さの10%の砂糖を加えて混ぜる。 - 7いちごのマリネをつくる。
いちごを半分に切り、いちごの重さの10%の砂糖をまぶして10分おく。 - 8
器に6のいちごのピュレ、5のアイスクリーム、六分立てに泡立てた生クリームを盛りつけ、7のいちごのマリネを添える。
Point
●アイスクリームの保存の目安は冷凍で2週間。
●いちごのピュレとマリネの保存の目安は冷蔵で2日。
●いちごのピュレとマリネの保存の目安は冷蔵で2日。
本間節子(ほんま せつこ)/お菓子研究家、日本茶インストラクター。季節感と素材の持ち味を大切にした、毎日食べても心と身体にやさしい味のお菓子を提案している。お茶に詳しく、お菓子に合わせた飲み物に定評がある。自宅で少人数制のお菓子教室「atelier h(アトリエ・エイチ)」を開くほか、書籍や雑誌でのレシピ提案、日本茶イベントや講習会などで幅広く活動。著書に「まいにちのお菓子づくり」「マグカップケーキ」(主婦の友社)、「ヨーグルトのお菓子」(池田書店)などがある。
http://www.atelierh.jp
撮影:ライアン・スミス
日本茶のさわやかスイーツ

お菓子研究家で日本茶インストラクターの本間節子さんによる、煎茶、ほうじ茶、抹茶、和紅茶を使った初のお菓子レシピ集。洋菓子、和菓子のレシピは50点。茶葉を砕いたり、すり潰したりして、まるごと茶葉をいただくアイディアが満載です。そのままおいしく…