カカオ効果を実感! 習慣にしたい「甘酒ココア」の作り方

来るべき乾燥の季節に向け、夏の肌疲れを癒したいこの時期におすすめするのは「甘酒ココア」です。今や定番の健康食品とも言える、高カカオチョコレートと甘酒。この2つの発酵食品を組み合わせれば、おいしいのはもちろんのこと、アンチエイジング効果にも期待大です。カカオの効果からレシピまでをまとめた慶應義塾大学医学部の井上浩義教授の著書『カカオでからだの劣化はとまる』からご紹介します。
材料(1人分)
- 甘酒
- 200ml
- ピュアココアパウダー※
- 大さじ2
- 熱湯
- 60ml
- ※ピュアココアパウダーの代わりに95%カカオチョコレートでもOK
作り方
- 1カップにピュアココアパウダーを入れ、熱湯60mlを少しずつ注いで混ぜて溶く。※95%カカオチョコレートの場合は4枚(21.2g)用意し、分量の熱湯でなめらかに溶いて使う。
- 2甘酒を温めて加え、混ぜる。※濃縮タイプの甘酒の場合は、分量の水を加えて使う。米麹由来のノンアルコールタイプがおすすめ。製品によって甘さが異なるため、湯量で調整するとよい。
Point
●ほんのり甘みがあり、まろやかでコクのある味わいはまるでココアそのもの。甘酒の美肌効果も期待できそう。
●このレシピで使用したピュアココアパウダーは砂糖や粉乳の混ざっていない「純ココア 500g」(富澤商店)、95%カカオチョコレートは「チョコレート効果 カカオ95%」(明治)です。
●このレシピで使用したピュアココアパウダーは砂糖や粉乳の混ざっていない「純ココア 500g」(富澤商店)、95%カカオチョコレートは「チョコレート効果 カカオ95%」(明治)です。
井上浩義(いのうえ ひろよし)/慶應義塾大学医学部教授。医学博士、理学博士。九州大学理学部化学科卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。平成22年度文部科学大臣表彰科学技術賞、化学コミュニケーション賞2012など受賞多数。また2008年度から9年連続、慶應義塾大学医学部ベストティーチャーアワード受賞。日本における油・ナッツ類研究の第一人者。著書に『知識ゼロからの健康オイル』(幻冬舎)、『知らないと危ない 毒の話』(アーク出版)他多数。監修書に『アーモンドミルク 完全レシピ』(世界文化社)他。
料理:長谷川智永子
カカオでからだの劣化はとまる

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