【レシピ・くるみ大福】香ばしいくるみ入りのもちもち生地で作る、体にやさしい大福

今日は「大福の日」。そこで定番の大福とは一味違う、くるみ大福をご紹介します。東京・代々木上原の和菓子店「和のかし 巡(めぐり)」店主の黒岩典子さんに教えていただくのは、お子さんからご年配の方までおいしく食べていただける、体にやさしいレシピです。中に入れる餡はお好みで。
材料(8個分)
- 【A】もち粉
- 100g
- 【A】糠
- 15g
- 【A】藻塩
- ひとつまみ
- アガベシロップ
- 20g
- 生くるみ
- 30g
- お好みの餡
- 240g
- 水
- 100g
- 湯
- 適量
- 片栗粉
- 適量
作り方
- 下準備● 蒸し器を火にかけ、水で濡らして固く絞った布巾を2分ほど蒸しておく。
● 餡は1つ30gの大きさに丸めておく。
● くるみは180℃に温めたオーブンで、2分ローストしておく。 - 1
ボウルにAを入れ、水を少しずつ加えながらしっかりと混ぜる。
- 2
蒸した布巾を敷いたバットにまとまった生地を入れゆるく包み、バットごと蒸し器に入れて約15分蒸す。
- 3
蒸しあがった生地をフライパンに移して木じゃくしで練る。照りが出てきたら中火にかけ、アガベシロップを加え練る。固くて練りにくければ湯を加える。
- 4
さらに練り、餅状になったらローストしたくるみを軽く砕いて入れ、軽く混ぜる。
- 5
片栗粉を敷いたバットにあけ、粉を中に入れないように生地を二つ折りにする。
- 6
粗熱がとれたら1つ30gの大きさに分ける。
- 7
餡を包み、軽く片栗粉をまぶす。
Point

テキーラの原料として知られる、メキシコ原産のリュウゼツランという植物から採れる天然甘味料。砂糖の1.3倍の甘さがあり、水に溶けやすいので製菓材料として扱いやすい。低GI食品として注目されているが、カロリーはあるので摂りすぎには注意。
黒岩さんの著書『あたらしくて おいしい 和のおかし』には、砂糖も塩も使わずに作るおいしい餡のレシピも紹介されています。
黒岩典子(くろいわ のりこ)/「和のかし 巡(めぐり)」店主。広告代理店、英国政府機関を経て渡米。『日経トレンディ』創刊時よりライターとして参加。帰国後、ラジオパーソナリティ、外資系カード会社のPRを経てオーガニックコスメブランドの『アヴェダ』へ。10年間PRとして活躍し、2012年3月退職。マクロビオティックを研究したのち、製菓学校と和菓子店での和菓子修業を両立。2016年、代々木上原に「和のかし 巡(めぐり)」を立ち上げる。
http://www.wa-meguri.com
撮影:上重泰秀(完成)/西山 航、武蔵俊介(工程)

あたらしくて おいしい 和のおかし
マクロビ×和菓子で人気の和菓子店「和のかし 巡」による初めてのレシピブック。ほかの和菓子レシピ本とは異なり、白砂糖・小麦粉・卵・乳製品・添加物を一切使用しない新感覚の和菓子です。とっても簡単。新しい和菓子がご家庭で作れます。