【レシピ・煎茶ミルクジェラート】抹茶だけじゃない! 今、注目の日本茶を使ったスイーツを作る

「ほうじ茶」をはじめとする、いわゆる日本茶の魅力が見直され、人気を呼んでいます。そして今日は「乳酸菌の日」。そこで今週のスイーツは、煎茶を使ったミルクジェラートをご紹介します。教えてくださるのは、お菓子研究家で日本茶インストラクターでもある本間節子さんです。
材料
- 煎茶
- 6g
- 牛乳
- 200g
- 砂糖
- 60g
- プレーンヨーグルト
- 50g
- 生クリーム
- 100g
作り方
- 1鍋に煎茶と牛乳を入れて弱火にかけ、沸騰直前で火を止め、蓋をして1分おく。
- 2
ボウルに万能こし器をのせて1を注ぎ、こす。(適度にお茶の細かい部分が入ると風味がよくなる。)砂糖を加えて混ぜ、溶かしてから、ボウルの底を氷水にあてて冷やす。
- 3プレーンヨーグルトを加えて混ぜる。次に生クリームを加えて混ぜる。
- 4バットに流し入れ、バットを冷凍庫に入れて冷やし固める。
- 5
やっと固まったくらいで取り出し、フォークでふわふわになるように削る。再び冷やして固め、フォークで同様に削る。これを数回くり返す。
- 6食べる直前にゴムベラで練る。
Chef’s Advice

煎茶のミルクジェラートをつくるのならきれいな色で香りがよい蒸し製玉緑茶(さえみどり)がおすすめです。細かい葉がミルクの中に溶け込むので、しっかりと煎茶の風味はするけれど、舌にはあたらずなめらか。ミルクに入れてさっと沸かすと、香りが引き立ちます。
Point
※アイスクリーマーがある場合は、4でバットのかわりにアイスクリーマーに入れてでき上がり。
※保存の目安は保存容器に入れて冷凍で約2週間。
※保存の目安は保存容器に入れて冷凍で約2週間。
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本間節子(ほんま せつこ)/お菓子研究家、日本茶インストラクター。季節感と素材の持ち味を大切にした、毎日食べても心と身体にやさしい味のお菓子を提案している。お茶に詳しく、お菓子に合わせた飲み物に定評がある。自宅で少人数制のお菓子教室「atelier h(アトリエ・エイチ)」を開くほか、書籍や雑誌でのレシピ提案、日本茶イベントや講習会などで幅広く活動。著書に「まいにちのお菓子づくり」「マグカップケーキ」(主婦の友社)、「ヨーグルトのお菓子」(池田書店)などがある。
http://www.atelierh.jp
撮影:ライアン・スミス
イラスト:本間節子
日本茶のさわやかスイーツ

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