【レシピ・チョコ・チャンク・クッキー】小腹が空いた時にテーブルにあってほしい! 厚焼きクッキーの作り方

本日ご紹介する週末のスイーツは、アーモンドとチョコレートの黄金の組み合わせが嬉しいクッキーです。食べ応えがあるので、行楽のお供に持っていくのもいいですね。京都・西陣で人気の天然酵母パンの店「CHIPPRUSON」店主の斉藤ちえさんに教えていただきます。
2種のチョコレートとアーモンドがゴロリと入った、食べ応え満点の厚焼きクッキーです。ザクザクとした食感の合間に時折感じる、岩塩独特の塩気もたまりません。深煎りのドリップコーヒーミルクをお供に食べれば、午後の活力が湧いてくる味わいです。
材料(直径5cmのもの10枚分)
- 無塩バター
- 105g
- きび糖
- 80g
- 卵
- 25g(Mサイズ約1/2個分)
- 薄力粉
- 160g
- アーモンドパウダー
- 20g
- ベーキングパウダー(アルミニウムフリー)
- 1g
- 岩塩
- 1g
- 生のホールアーモンド
- 50g
- 製菓用チョコレート(スイート)
- 40g
- 製菓用チョコレート(ビター)
- 40g
作り方
- 準備・バターを1cm角のサイコロ状に切って20~30分常温に置き、やわらかくしておく。
・卵を溶いて、計量しておく。
・薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー、岩塩を一緒にふるっておく。
・ホールアーモンド、チョコレート2種をそれぞれ包丁で粗めに刻んでおく。 - 1ボウルにやわらかくしておいたバターを入れ、泡立て器でクリーム状になるまで練る。
- 2きび糖を加え、さらに泡立て器でマヨネーズ状になるまで練る。
- 3溶いておいた卵を2回に分けて加え、その都度泡立て器でよく混ぜ合わせる。
- 4一緒にふるっておいた薄力粉・アーモンドパウダー・ベーキングパウダー・岩塩を2回に分けて加え、その都度ゴムべらでさっくりと切るように混ぜ合わせる。粉気がなくなってしまう前に刻んでおいたアーモンド、チョコレート2種も加え、全体に行き渡るよう混ぜ合わせる。ボウルにラップをかけて冷蔵庫で2時間~一晩、しっかりと生地が固まるまで冷やす。
- 5冷蔵庫から生地を出し、10等分して軽く丸める。オーブンを200℃に予熱する。天板にクッキングシートを敷き、丸めた生地を並べて上から手の平で押しつぶし、直径約5cmの円形にする。
※成形する時は正円にならなくてもよい。多少不揃いな方が焼き上がりに表情が出る。 - 6オーブンの予熱が完了したら190℃に設定し直し、天板を入れて20~25分、しっかりと焼き色がつくまで焼く。焼き上がったクッキーを網にのせ、粗熱がとれたら出来上がり。
本日ご紹介したのは焼き菓子ですが、斉藤さんの著書『京都「CHIPPRUSON」の天然酵母パン』には、家庭で作れる天然酵母を使ったおいしいパンの作り方が満載です。ぜひチェックしてみてください。
斉藤ちえ(さいとう ちえ)/1980年京都府宇治市生まれ。病気で療養中だった26歳の頃に天然酵母で作るパンの世界に出会って夢中になり、その様子を文章や写真で記録したブログやインスタグラムがパン作りを趣味とする人々の間で話題に。パンの卸やパン教室などで経験を積み重ね、2013年、京都市北区の西陣に天然酵母パンの店「CHIPPRUSON」を開店。週末に営業するほか、月替わりのパンと焼き菓子セットの通信販売も行っている。
http://chippruson.theshop.jp
CHIPPRUSON(チップルソン)
http://chippruson.com
撮影:斉藤ちえ
京都「CHIPPRUSON」の天然酵母パン

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