【雑穀みたらし団子】人気の和菓子店に教わる、残ったごはんで作れる手軽でおいしい大人のおやつ!

本日ご紹介するのは、東京・代々木上原の和菓子店「和のかし 巡(めぐり)」店主の黒岩典子さんに教えていただく、お手軽みたらし団子です。「前の日のごはんが残っていたら、今日のおやつはみたらし団子に決まり。自家製の醤油麹を使ったたれに、隠し味のしょうががピリリ。トッピングのナッツの香ばしさともよく合います」。からだにやさしい、大人のおやつです。
材料(8個分)
- お好みの雑穀ごはん
- 140g(茶碗約1杯分)
- お好みのナッツ
- 適量
- たれ
- 本葛粉
- 小さじ1/2
- 甘酒
- 大さじ3
- しょうがパウダー
- 少々
- 昆布だし
- 大さじ3(同量の水でもOK)
- 醤油麹(市販のものでもOK)
- 大さじ2
作り方
- 下準備● トッピング用のナッツはローストして細かく刻んでおく。
- 1
冷えた雑穀ごはんをすり鉢に入れ、ごはんの粒が残る程度につぶし、約3cmの大きさに丸める。
- 2
熱した網にのせて強火で約1分。途中でひっくり返しながら、表面に焦げ目がつくまで焼く。
- 3
鍋に昆布だし、醤油麹、甘酒、しょうがパウダーを入れ、ゆっくり混ぜながら弱火で約3~4分煮る。少量の水(分量外)で溶いた本葛粉を加え、とろみが出るまで煮る。
※味見をし、たれの味が濃いようなら、昆布だしを少量加えてのばしましょう。 - 4
3のたれを皿に盛り付けた団子にかける。お好みでナッツを散らして完成。
Point1

密閉容器に同量の醤油と麹を混ぜ、常温で1週間熟成させる。1日1回かき混ぜる。調味料としてさまざまな料理に使えるので、作り置きがおすすめ。熟成後は冷蔵で約3ヶ月保存可能。
Point2

しょうがは生食よりも、乾燥させたパウダー状のほうが体を温める効果が高まるといわれます。とくに体の冷えやすい女性は飲み物に入れるなどして日常的に摂りたい。
オーガニック醤油
小麦粉を一切使用せず、大豆100%で作ったたまり醤油。小麦アレルギー人口の多い海外で和食ブームが起こる中、注目を浴びている。
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黒岩典子(くろいわ のりこ)/「和のかし 巡(めぐり)」店主。広告代理店、英国政府機関を経て渡米。『日経トレンディ』創刊時よりライターとして参加。帰国後、ラジオパーソナリティ、外資系カード会社のPRを経てオーガニックコスメブランドの『アヴェダ』へ。10年間PRとして活躍し、2012年3月退職。マクロビオティックを研究したのち、製菓学校と和菓子店での和菓子修業を両立。2016年、代々木上原に「和のかし 巡(めぐり)」を立ち上げる。
http://www.wa-meguri.com
撮影:上重泰秀(完成)/西山 航、武蔵俊介(工程)
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