【クリスマスプラムプディング】プロに教わる、イギリスの伝統的なクリスマスケーキの作り方

本日はイギリスのクリスマスの定番、プラムプディングの作り方を、イギリスの料理やお菓子の研究を続けている砂古玉緒さんに教えていただきます。「家族で囲むクリスマスの食卓のもうひとつの主役、クリスマスプディング。温かいプディングにラム酒をかけて火を灯して祝います。じっくりと蒸し上げられたプディングはしっとりとして重厚。ブランデーバターを添えていただきます」。

材料(直径15cmのプディング1台分)

バター
60g
黒糖(粉末)
110g
卵(M玉)
1個
薄力粉
40g
りんご
約1/3個(正味70g)
ラム酒(下味用)
大さじ4
【A】プラム
160g
【A】レーズン
30g
【A】パン粉
90g
【A】オレンジピール(カットタイプ)
40g
【A】スライスアーモンド
25g
オレンジのしぼり汁
大さじ1
レモンのしぼり汁
大さじ1
ラム酒(食べるとき用)
20ml
ブランデーバター(Point1参照)
全量
バター(ベイスンに塗る用)
10g

作り方

  1. 道具● 特に用意する道具
    口径15cmのプディングベイスン(プディング用の型。なければどんぶりでもよい。)
  2. 準備● バターは室温に戻す。
    ● クッキングシートをプディングベイスンの底と口径と同じサイズに丸く1枚ずつ切る。
    ● ベイスンにバターを塗っておく。
  3. 1プラムは粗く刻み、ラム酒大さじ2をふる。レーズンにもラム酒大さじ2をふり、まぶす。りんごは皮つきのままスライサーで粗めに細くおろす(もしくは包丁で細切り)。
  4. 2ボウルにバターを入れ、木べらでクリーム状に練る。黒糖を加えてすり混ぜる。卵を溶きほぐして加え、むらなく混ぜる。
  5. 32に薄力粉をふるい入れながら混ぜる。Aを加え、1のりんごを加える。
  6. 4オレンジのしぼり汁とレモンのしぼり汁を合わせて3に加え、粉っぽさがなくなるまで木べらでよく混ぜ合わせる。
  7. 5プディングベイスンの底に、底と同形に切ったクッキングシートを敷き、4を入れ、上を平らにする。
  8. 6プディングベイスンの口と同形に切ったクッキングシートをかぶせる。
  9. 7クッキングシートを大きめにカットし、真ん中に写真のようなプリーツを作ってプディングベイスンにかぶせ、輪ゴムでとめる。
  10. 87を鍋に入れ、型の半分まで湯をはり、から炊きしないように途中で湯を足しながら3時間蒸す。
  11. 9蒸し上がったら火傷に注意してそのまま取り出し、冷ます。新しいクッキングシートで蓋をし直してビニール袋に入れ、袋の口を縛る。冷蔵庫で約1週間から1か月熟成させる。
  12. 10食べるとき
    プディングをビニール袋から取り出し、クッキングシートで蓋をしたまま鍋に入れ、型の半分まで湯をはり、約1時間蒸し直す。
  13. 11クッキングシートの蓋と中蓋のクッキングシートを取り除き、プディングの上下を返して皿にのせ、型から出す。底に敷いていたクッキングシートをはがす。
  14. 12ひいらぎを飾り、ラム酒を50℃くらいに温めてプディングの上からかけ、火をつける。火が消えたら切り分け、各人の皿に盛りつけ、ブランデーバターを添える。

Point1

ブランデーバターの作り方
【材料(クリスマスプディング1台分)】
・バター…100g
・粉糖…50g
・ブランデー…大さじ3
【準備】
バターは室温に戻す。
【作り方】
1.ボウルにバターを入れ、木べらでクリーム状に練る。粉糖を加えて混ぜる。
2.ブランデーを少しずつ加えてむらなく混ぜ、器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。

Point2

火を灯していただきます
プディングにラム酒をかけたら、部屋の明りを消して、火をつけます。聖夜に炎とともに浮かび上がるプディングの食卓はドラマティックです。

<関連記事>
●【コラム】イギリスのイースターの楽しみ方とは? ホットクロスバンズの伝統的なレシピを習う
●【レシピ・フィッシュ&チップス】ビール&炭酸水でカリカリふわふわ! 専門家に教わるイギリスの定番料理
●【コラム】毎日山盛りで食卓に! イギリスの家庭料理に見るじゃがいものおいしい食べ方・その1
●【コラム】ランチにはポテトチップス? イギリスの家庭料理に見るじゃがいものおいしい食べ方・その2

砂古玉緒(さこ たまお)/広島県生まれ。約10年のイギリス在住時に、イギリス料理とイギリス菓子の取材、研究、製作を行う。2004年に教室をスタートし、日本とイギリスで人気を博す。現在、テレビ、雑誌、書籍、イベント、全国のカルチャースクール講師などで活躍中。2014年NHK連続テレビ小説『マッサン』で、スコットランド料理・菓子製作指導を担当。著書に『お茶の時間のイギリス菓子 伝統の味、地方の味』(世界文化社刊)ほかがある。
http://www.britishpudding.com/

撮影:石川奈都子

イギリスの家庭料理の関連記事