あの人気のカフェの定番「シナモンロール」をおうちで作ろう!

おせちをはじめ、和のテイストの料理が増える年末年始。ちょっと違うものが食べたくなることも。そこで、人気のカフェのとっておきの朝食レシピを山村光春さんがまとめた本『カフェの朝食』から、ディーン&デルーカのシナモンロールをご紹介します。「配合で軽さを出してつくる時は大胆に! それくらいが気分です」。

材料(36.5cm×26.5cmの天板1台分※)

生地
 【A】強力粉
630g
 【A】薄力粉
120g
 【A】グラニュー糖
75g
 【A】塩
12g
 【A】とき卵
150g
 【A】牛乳
375ml
 【A】ドライイースト
12g
 バター(常温にもどす)
135g
 打ち粉(強力粉)
適量
サラダ油
適量
フィリング
 【B】シナモンパウダー
30g
 【B】ブラウンシュガー
150g
 バター(常温にもどす)
150g
フロスティングクリーム
 バター(常温にもどす)
140g
 クリームチーズ
140g
 砂糖
70g
※お持ちのケーキ型などで作る場合は、型の大きさに合わせて材料を減らす。半量でも同様に作れる。

作り方

  1. 1生地を作る。パンこね機にAを入れて練り、全体にまとまったらバターを1cm厚さに切り、こね機の側面において練る。生地を伸ばして薄く膜が張るまでこね上げる。
    ※こね機に菓子パンモードがあれば、そちらを選びます。また餅つき機でもこねられます。小さなサイズで作るなら、ホームベーカリーでも。
  2. 2取り出してボウルに入れ、ラップをかけて常温で30分発酵させる。フィリングのBを混ぜてシナモンシュガーにする。
  3. 3台に打ち粉をして2の生地をおき、麺棒で縦28cm横40cm(厚さ8mm)に伸ばす。フィリングのバターを生地の奥3cmを残して塗り、同様にシナモンシュガーを広げる。
  4. 4手前からくるくると巻き、巻き終わりをしっかり留めて下にする。天板にサラダ油を薄く塗り、生地を包丁で12等分して間隔をおいて並べる。
    ※生地は端から少しずつ巻きましょう。きつく巻く必要はありません。切りにくい場合は冷蔵庫で冷やします。
  5. 5オーブンレンジの発酵機能で、約1時間、1.5~2倍に発酵させる。発酵前(左上)と発酵後(左下)。取り出してオーブンを180℃に予熱する。
  6. 6フロスティングクリームを作る。ボウルにバターを入れ、ハンドミキサーで混ぜて柔らかくする。砂糖を3~4回に分けて加え、そのつど混ぜて白っぽく仕上げる。別のボウルにクリームチーズを入れ、ハンドミキサーでふわっと泡立て、バターのボウルに加えてゴムべらで均一に混ぜる。
  7. 75をオーブンで15~20分焼き、完全に冷ます。6を1/12量ずつのせ、ゴムべらで巻きに沿ってぐるりとなでて塗る。

  8. ニューヨークのスタイルを、東京の朝に似合う、軽やかさに。

    パワフルに、かつヘルシーに生きる! そんな空気と気分が街じゅうにみなぎるニューヨーク。
    「数年前、ニューヨークに行った時に、面白い発見があって」
    そう耳打ちしてくれたのは、ディーン&デルーカ カフェの商品開発を担当する酒井杏子さん。
    「いわゆる、シーザーサラダが変化していたんです。ベーコン、卵、チーズ、ニンニクというところから一度パーツをバラして、ハーブやグリーンマスタードを引き立たせた素材感のあるレシピになっていて」
    トレンド発信地では、古いルーツを持つメニューもこうしてアップデートしている。
    「更新していいんだ。私たちもそういう場でありたいと、その時思ったんです」
     
    今やすっかりおなじみとなった食のセレクトショップ、ディーン&デルーカが日本に上陸して15周年。昨年には朝から晩まで、よりデイリーに使えるカフェ業態に力を入れるように。
    「ニューヨークのスタイルは、フレンチに比べてシンプルで素朴だけど、どこかにアクセントは残したい」
    また食材も扱っているだけあり、オリーブオイルや塩など、味のポイントとなる調味料は「ちゃんといいものを」と心がけているそう。
    「あとは、ボリューム感ですね。インパクトとして入ってくるので意識しています」
     
    その、まさにシンボルとも言えるのがシナモンロール。もともとお店でつくられていた人気商品ですが、「カフェの定番になるものを」と一から練り直したという、肝いりのレシピを公開していただきました。 
    見た目のダイナミックさに比べ、意外とすんなり食べられる軽さもある。コーヒーといっしょにいただくと、バターとクリームチーズの風味がふんわり口の中で混ざりあう。まさにベストマッチのおいしさです。



    <関連記事>
    ●【レシピ・ホットケーキ】京都に行ったら必ず食べたい! 人気の珈琲店に教わる「なつかしい」ホットケーキ
    ●【レシピ・フルーツサンド】果物の酸味と甘みが調和する「スマート珈琲店」の絶品サンドイッチ
    ●【レシピ・ベイクドチーズケーキ】人気の老舗カフェのスイーツをおうちで作る!

    監修:山村光春(BOOKLUCK)/雑誌「オリーブ」を経て、雑誌や書籍、広告の編集・執筆を行う「BOOKLUCK」主宰。2000年前後に起きたカフェブームをつぶさに見守る立場として、エッセイなどを執筆。また、2015年長野に、2017年福岡にも拠点を設けるなど、全国をフィールドによりよい暮らし方を模索する。著書として『眺めのいいカフェ』(アスペクト)など。本シリーズは『秘密のカフェスイーツ』『老舗のカフェスイーツ』(ともに小社刊)に続く3作目。

    撮影:清永洋

    カフェの朝食の関連記事