忙しくてもちゃんと食べたい! 手軽さを感じさせない時短料理「牛肉のケチャップ漬けトマト煮込み」

忙しい現代人の頼もしい味方は「漬けるおかず」。本日、料理研究家のワタナベマキさんに教えていただく「漬けるおかず」は、なんとケチャップ漬けです。時間のあるときに漬けておけば、食べたいときにさっと取り出して煮るだけで、美味しい一品の出来上がり。しかも漬けた分だけ旨みもアップ! まだ挑戦していないかたは、ぜひ作ってみてください。この手軽さはクセになります。
ケチャップだれ(作りやすい分量)
- ケチャップ
- 大さじ3
- ウスターソース
- 大さじ2
- 赤ワイン
- 大さじ2
- 塩
- 小さじ1/2
材料(2人分)
- 牛こま切れ肉
- 300g(うち200gを使用)
- ケチャップだれ
- 全量
- ホールトマト(缶詰)
- 1缶(400g)
- 玉ねぎ
- 1個
- マッシュルーム
- 6個
- さやいんげん(端を切る)
- 12本
- にんにく(つぶす)
- 1かけ分
- 赤ワイン
- 150ml
- しょうゆ
- 小さじ2
- 塩
- 小さじ1/4
- 粗びき黒こしょう
- 少量
- オリーブ油
- 小さじ1
作り方
- 準備1
牛肉のケチャップ漬けを作るケチャップだれの材料をすべて混ぜ合わせる。
※ケチャップだれは、密閉容器に入れて冷蔵庫で約10日間保存可能。 - 準備2
ケチャップだれに牛肉を入れて、よくもみ込む。食材にぴったりとラップを貼りつけて冷蔵庫で漬ける。
※食べごろは、漬けてから2~3日目。保存期間は5日間。
- 1玉ねぎは繊維に沿って薄切りに、マッシュルームはいしづきを取り、2等分する。
- 2鍋ににんにくとオリーブ油を入れ中火にかける。香りがたったら玉ねぎを入れて透き通るまで炒め、牛肉のケチャップ漬け200gを加えて焼き目がつくまで炒める。
- 3ホールトマトをへらで崩しながら加え、赤ワインを加えてひと煮立ちさせる。あくをとって弱火にしマッシュルームを加え、12分ほど煮て、さやいんげんを加えてさらに8分煮る。しょうゆ、塩、こしょうを加え、味をととのえる。
Point
ケチャップ漬けのお肉を使えば、短時間でもじっくり煮込んだような味わいに。形を残したさやいんげんが彩りだけでなく、食感のアクセントにもなります。
ワタナベマキ/料理家。グラフィックデザイナーを経て2005年に「サルビア給食室」として料理の活動を始める。独創的でオリジナリティに溢れた、素材の組み合わせと、作りやすく、毎日のごはんに真似したくなるレシピにファンが多い。ナチュラルでスタイリッシュなライフスタイルにも定評がある。『冷凍保存ですぐできる絶品おかず』(家の光協会)、『アジアのごはん』(主婦と生活社)など著書多数。
撮影:新居明子
味つけいらずで、すぐ絶品。漬けるおかず

「作りおき」に挫折した人も、これならできる! 続く! 人気料理研究家のワタナベさんが提案する「漬けるおかず」。時間のあるときに「たれ」や「漬け床」に漬けておけば、食べたいときに焼くだけ・煮るだけ・切るだけで絶品おかずが完成!