シンプル・イズ・ザ・ベスト! パーティーのプロに教わる万能クラシックパンケーキのレシピ

夏のパーティはキーワードを「朝ごはん」にしてみては、と提案するのは、パーティー/テーブル コンサルタントとしてご活躍中の江川晴子さん。著書『HOME PARTY 料理と器と季節の演出』でおすすめしている「サマー ブレックファスト」のメニューから、本日はパンケーキをご紹介します。「ふんわりしてやわらかなパンケーキはみんな大好き。これは、食事系にもデザート系にも万能なシンプル・イズ・ザ・ベストのレシピ」。後半にはパーティでの美味しいトッピングと供し方もご紹介。
材料(直径10cmの型で23枚分)
- 【A】薄力粉
- 190g
- 【A】塩
- 小さじ1/2
- 【A】粉糖
- 大さじ1
- 【A】ベーキングパウダー
- 小さじ4
- 【B】卵
- 2個
- 【B】牛乳
- 220cc
- 【B】溶かしバター
- 65g
- バター
- 分量外(溶かしておく)
作り方
- 1Aの材料を合わせてボウルにふるい入れる。
- 2別のボウルで、Bを合わせておく。
- 32に1を入れ、生地を作る。
- 4
分量外の溶かしバターをパンケーキパンに少量注ぎ、一度濡れぶきんの上にのせてパンケーキパンの温度を下げてから生地を入れ、中弱火で表面がプツプツしてきたらひっくり返してよい色がつくまで焼く。好みのトッピングとソースでいただく。
※焼き色はこんがりと。でも、焼きすぎるとパサつくのでご注意。
Point1
【3種のフルーツバターの作り方】
無塩バターをホイップし、ゲランドの塩ひとつまみを加え、バター3:フルーツジャム(市販品)2を目安に合わせる。
今回はストロベリージャム、ラズベリージャム、アプリコットジャムを使用。
●無塩バターをベースにして、ディルを刻み入れたディルバターやレモンゼスト(皮のすりおろし)を入れたレモンバターも作れる。
この場合もゲランドの塩ひとつまみを加えて。
サンドウィッチのスプレッドとして、また魚のムニエル、蒸したじゃがいもなどに合わせてもおいしい。
Point2

Point3

シンプルなパンケーキはトッピング次第で、食事としてもデザートとしても食べられる万能さが魅力です。家族が揃う夏休みは、パンケーキパーティも楽しそうですね。明日はさらにパンケーキを美味しくする、いろいろな食べ方をご紹介します。
江川晴子(えがわ はるこ)/1988年外資系金融企業を退社後、デパートやインテリア業界でフラワーアレンジメントを中心としたディスプレイの修業を積み、1991年独立。1998年PARTY DESIGN設立。NYのNEW SCHOOL Culinary Artsにて、短期Cateringコースを履修、その後NY FOOD SHOWやマンハッタン内にある大小さまざまなケータリングショップに足を運び、ビジネス形態をリサーチして、PARTY DESIGNのケータリングスタイルのベースを確立する。高級ファッションブランドの展示会、ショップオープニングなどのパーティを主に活動を続けて18年目。ブランドのテーマに合わせたクリエイティブなディスプレイと華やかなパーティフードを得意とし、個性的なクラブ系パーティからウェディングのトータルコーディネートまで、さまざまな種類と規模のパーティに携わる。ケータリングビジネスの他に、女性誌を中心に撮影のコーディネートや、展示会でのディスプレイ、また、メーカー社内にて、商品スタイリングの研修講師等を行う。3年前より、内外で「魅せるテーブルの作り方」と題してPARTY SEMINARを継続中。http://www.partydesign.jp
撮影:松川真介
HOME PARTY ホームパーティ 料理と器と季節の演出

わが家でパーティを楽しむ術を、実例を見せながら、お料理、器、盛りつけなど、ポイントごとに誌上レッスン。ホームパーティを成功させるための小さなアイディアやプロならではの気働きや工夫が満載です。人気ブランドの発表会やプレスパーティに18年にわた…