かじきの赤みそシチューかけご飯は、プロに教わる目からウロコのごちそうメニュー

そろそろかじきがおいしい季節がやってきます。そこで、本日はかじきを使った手軽で美味しいかけご飯を、『毎日使える! ラクうまごはん』の著者で料理研究家の髙井英克さんに教わります。
シチューをご飯にかけて手軽なワンプレートにすると、目にも楽しいごちそうメニューに。ルウは使わず、里いものぬめりでとろみをつけました。さらっとした口当たりながら、赤みそのコクが満足感を高めます。
材料(2人分)
- ご飯
- 茶碗2杯分
- かじき
- 2切れ
- 塩・こしょう・薄力粉
- 各適量
- 里いも
- 100g
- エリンギ
- 2本
- 玉ねぎ
- 1/2個
- 【A】だし汁
- 300ml
- 【A】みりん・酒
- 各大さじ1
- 【A】しょうゆ
- 小さじ1
- 赤みそ
- 大さじ2
- サラダ油
- 大さじ2
- 洗いねぎ(Point1参照)
- 10cm分
- 黒七味
- 少々
作り方
- 1かじきは塩、こしょうをふって薄力粉を薄くまぶす。里いもは皮をむいて食べやすく切り、エリンギは縦半分に切って長さを半分に切る。玉ねぎはくし形に切る。
- 2フライパンにサラダ油を中火で熱し、1を並べ、両面に焼き色がつくまで焼く。【A】を加えて中火で煮、里いもが柔らかくなったら、みそを少量の煮汁で溶いて加え、からめながらとろみが出るまで煮る。
- 3器にご飯を盛って2をかけ、洗いねぎを添えて黒七味をふる。
Point1


長ねぎは辛味が強いので、薬味として生食するときはもみ洗いをして辛味を少し落とし、風味のみを楽しみます。小口切りにして布巾に包み、水を張ったボウルの中でもんでぬめりを取り、きつく絞って使います。
Point2


Point3

髙井英克(たかい ひでかつ)/京都、東京の日本料理の名店で修業を積み、料理研究家として独立。料理人としての経験と確かな知識をもとに、家庭でも作りやすくておいしい和食を教える料理教室は、予約がとれないほどの人気。東京を中心に、テレビや雑誌、書籍などで活躍。著書に『楽うま和食塾』(主婦の友社刊)などがある。
http://www.hidekatsu-takai.com/home
撮影:鈴木一彦
毎日使える!ラクうまごはん

「手早く」「ムダなく」「使いきる」「おいしい」をキーワードに、予約がとれない料理教室を主宰する髙井英克さんに、いわば誌上料理教室を開いていただいたのがこの本です。忙しいときでもすぐできる、忙しい方にこそ実践していただきたいアイディアが満載。…