【レシピ・たっぷり根菜と鶏つくねの粕鍋】根菜がおいしい季節のあったかお鍋。豆乳で作ります

11月に入り、ぐっと秋が深まってきました。そこで今日は酒粕を使った鍋料理をご紹介します。ごぼう、れんこん、にんじんといった根菜を火の通りやすい大きさに切って、鶏つくねと一緒に鍋へ投入。昆布や白だしなど、お好みのだし汁で酒粕をよくのばして作るのがポイントです。教えてくださるのは、料理研究家の柳瀬真澄さんです。
材料(4人分)
- 鶏ひき肉
- 300g
- ごぼう
- 1本
- れんこん
- 1/2節
- にんじん
- 1/2本
- 大根
- 10cm
- 春菊
- 1株
- 【A】長ねぎみじん切り
- 40g
- 【A】しょうが汁
- 小さじ1
- 【A】片栗粉
- 大さじ1
- 【A】卵
- 1個
- 【A】酒
- 小さじ2
- 【A】塩麹
- 小さじ1
- ゆずの皮
- 適量
- 煮汁
- だし汁
- 3カップ
- 豆乳
- 2カップ
- 酒粕
- 80g
- 味噌
- 大さじ3
作り方
- 1【下ごしらえ】鶏つくねを作る。ボウルに鶏ひき肉、Aを入れてよく練り合わせておく。
- 2ごぼうは斜め薄切り、れんこんは皮をむき3mm厚さの半月切りにしてそれぞれ酢水(分量外)にさらす。にんじんは皮をむいて薄切り、大根は皮をむいて5mm厚さのいちょう切り、春菊は根元を切り落とし3等分にざく切りにする。
- 3ゆずの皮は白い部分をそぎ、千切りにして水にさらす。
- 4【鍋を作る】鍋にだし汁を入れて温め、酒粕を入れてよくのばす。酒粕が溶けたら、豆乳、味噌を加えて、泡立て器でよく混ぜる。
- 5ごぼう、れんこん、大根を入れて沸騰したら鶏つくねを入れる。アクを取り除き、にんじんを加える。
- 6材料に火が通ったら春菊を加えてひと煮立ちさせる。
Point1

Point2
酒粕はだし汁でのばして使うこと!酒粕は溶けにくいので、ソース状になるまでだし汁でのばしてから使いましょう。豆乳のかわりに牛乳、鶏つくねのかわりに豚肉でも美味しくいただけます。
Point3
[おすすめの食べ方]ゆずの皮を散らしてさわやかさをプラス!ゆずの皮を散らして食べるとさわやかさがプラスされ、独特な酒粕の香りも緩和されます。
柳瀬真澄(やなせ ますみ)/フードコーディネーター・料理研究家。料理教室「SUZU COOKING SALON」主宰。元キャラクターデザイナー。1996年より料理の道に進み、大手料理教室の講師を務めるかたわらデザイナーという職業であったことから、食をデザインすることに興味を持つ。その後、「食」の魅力をさまざまな角度から表現したい!という想いが膨らみ、フードコーディネーターに転身する。雑誌、TV、広告などを中心に調理、盛り付け、スタイリングのトータルフードコーディネートの他に、レシピ提案、メニュー開発、商品開発サポート、パッケージデザイン提案や料理教室など幅広い分野で活動中。
http://www.foodcreator.jp/
撮影:奥村暢欣 市瀬真以
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