【レシピ・新たけのこの春一番サラダ】毎日食べたいおいしいサラダをカリスマ料理プロデューサーに教わる!

春野菜がおいしい季節到来。毎日食べたいサラダですが、どうしても同じようなスタイルになりがち。そこで本日は世界中のVIPからも注目を集める料理プロデューサー・狐野扶実子さんの著書『まいにち、サラダ』から、新たけのこを使ったサラダをご紹介します。「ベジタリアン料理ともいえる野菜ばかりのレシピですが、新たけのこやそら豆、さやえんどうといった春ならではの食材が持つパワーを味わえる満足感のあるひと皿。野菜に少し温かさが残る温度で食べることで、食材の風味をより一層堪能できる料理です。前菜としてもお楽しみいただけます」。
材料(2人分)
- スナップえんどう
- 50g
- 塩
- 適量
- 新たけのこ(皮つき)
- 小1本(約150g)
- そら豆(さやつき)
- 350g
- オリーブオイル
- 小さじ1/2
- ヨーグルトソース
- 大さじ2
- バジルペースト(市販のもの)
- 小さじ2
作り方
- 1オーブンを200度に設定する。
- 2スナップえんどうの筋を取り除き、約2分塩ゆでする。
大きいものは半分に切る。 - 3新たけのこの皮に切れ込みを入れアルミホイルで包む。
オーブンに約30分入れて火を通す。 - 4そら豆をさやから取り出して薄皮をむき、塩少々をまぶす。
フライパンにオリーブオイルを熱し、弱めの中火で約1分、軽く混ぜながら火を通す。 - 5皮をむいた新たけのこを食べやすい大きさに切り、そら豆、スナップえんどうと共に器に盛りつける。
新たけのこの表面に軽く塩をふる。 - 6ヨーグルトソースとバジルペーストを軽く混ぜ、5に添える。
Point

・プレーンヨーグルト…150g
・レモン汁…大さじ2/3
・塩…小さじ2/3
・生クリーム(乳脂肪分36%前後)…40g【作り方】1.ボウルにヨーグルトとレモン汁、塩を入れてよく混ぜる。2.八分立てに泡立てた生クリームを加えて混ぜ合わせる。
※プレーンヨーグルトはメーカーによって酸味や濃度が異なりますので、水分が多くゆるめのものは、余分な水気をきったほうがよいでしょう。酸味はレモン汁の分量などで調整をしてください。
狐野扶実子(この ふみこ)/1969年東京生まれ。1997年にパリの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」を首席で卒業後、三ツ星レストラン「アルページュ」にてスタージュ(研修)を開始。オーナーシェフのアラン・パッサール氏に師事する。退職後は、パリを拠点とする出張料理人として独立。素材を生かした繊細かつエレガントな料理はすぐに話題となり、シラク元大統領夫人をはじめロンドンやスイス、中東や北米など世界中のVIPから招かれ注目を集める。2005年には、パリの老舗「フォション」のエグゼクティブシェフに就任。2009年にはフランスで出版された著書『ラ・キュイジーヌ・ド・フミコ』(日本語版小社刊)がグルマン世界料理本大賞の女性シェフ部門で世界最優秀賞を受賞。現在は東京を拠点に、フランスの料理学校「エコール・ド・キュイジーヌ・アラン・デュカス」で非常勤講師を務める一方、パリのギャラリーラファイエット百貨店屋上の「ラ・テラス」などをはじめとするレストランのメニューや、国際線ファーストクラス・ビジネスクラスの機内食、食品メーカーのレシピ開発など、料理プロデューサーとして活躍している。
撮影:坂本正行
まいにち、サラダ

世界のVIPをとりこにした、カリスマ女性料理プロデューサーによる初の撮りおろしレシピ本。スーパーで買える材料で、初心者でも驚くほど簡単に手軽にできるサラダばかり101品。しかもどれも繊細でヘルシー。盛り付けもうっとりするほど美しい。サラダ本…