【レシピ・トマト味噌すき】牛肉・トマト・長ねぎと味噌がこんなに合うなんて! プロに教わるお手軽お鍋

今年もようやく鍋が恋しい季節になりました。そこで本日は「一年中鍋料理を楽しむ」という人気料理家・飛田和緒さんの著書『飛田和緒のおうち鍋』から「トマト味噌すき」の作り方をご紹介します。「トマトの酸味とうまみが味噌とよく合います。まずは煮えばなのトマトと牛肉をからめながら食べ、次に残った汁でねぎをやわらかく煮て食べる。ふたつの味を楽しめます」。
材料(2~3人分)
- ミディトマト
- 5個
- 長ねぎ
- 2本
- 牛肉(焼き肉用)
- 200g
- 合わせ味噌
- 味噌
- 大さじ3
- 酒
- 大さじ1
- 砂糖
- 小さじ2
- しょうゆ
- 小さじ1
作り方
- 1
下ごしらえ
トマトはヘタをくりぬき、4等分に切る。長ねぎは5cm長さに切る。 - 2合わせ味噌の材料を混ぜる。
- 3
煮る
土鍋の縁に合わせ味噌を塗る。
※“牡蠣の土手鍋”風に鍋の底は避けて、側面にぐるりと1周、合わせ味噌を塗ります。 - 4鍋の真ん中に長ねぎを立てて並べ、周囲に牛肉を広げながら並べる。牛肉の上にトマトを散らし、ふたをして中火にかける。
- 5香ばしいにおいがしてきたら、トマトと牛肉から食べる。食べ終わったら、再びふたをして、ねぎがやわらかくなるまで火を通す。合わせ味噌をからめながら食べる。
Point

このほかにも、『飛田和緒のおうち鍋』にはさまざまな食材を使った、目からウロコの鍋料理がたくさん紹介されています。鍋の季節の参考書としてぜひチェックしてみてください。
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飛田和緒(ひだ かずを)/東京都生まれ。高校3年間を長野で過ごす。現在は、魚がおいしい海辺の町で夫と娘の3人で暮らす。日々の暮らしの中から生まれる、身近な材料で作る無理のないレシピが人気。鍋の日は、薬味やたれを何種か準備して鍋を楽しむことにしているので副菜はほとんどなし。添えるとしても箸休め程度の簡単なものが飛田さんのルールです。著書に『飛田和緒の郷土汁』(小社刊)、『常備菜』、『常備菜2』(共に主婦と生活社)、『くりかえし料理』(地球丸)など多数。
撮影:馬場わかな
飛田和緒のおうち鍋

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