中近東と南仏の美味しい出合い! 野菜の旨味を手軽に味わえるラタトゥイユピタサンドを作る

お正月料理を食べ尽くしたら、パンが恋しくなってきませんか。そこで本日は、東京製菓学校パン科の皆さんが監修した本『いちばんくわしい パン事典』から、中近東の伝統的な「ピタ」に挟んで食べるラタトゥイユのピタサンドをご紹介します。ピタは中が空洞になっているので、ラタトゥイユのほかにも色々な具材を挟んで、オリジナルのピタサンドを作ってみるのも楽しいですね。
材料(4人分)
- ピタ
- 4枚
- ラタトゥイユ
- 玉ねぎ
- 1/2個
- ズッキーニ
- 1/2個
- なす(中サイズ)
- 1~2個
- パプリカ(黄)
- 1/2個
- パプリカ(赤)
- 1/2個
- オリーブ油
- 適量
- にんにく
- 1かけ
- トマト缶
- 1/2缶(200g)
- 固形ブイヨン
- 1/4個
- バジル(ドライ)
- 適量
- オレガノ(ドライ)
- 適量
- 塩、こしょう
- 各適量
- サニーレタス
- 適量
作り方
- 準備ピタは半分に切る。玉ねぎ、ズッキーニ、なす、パプリカはそれぞれ2cm角に切り、にんにくはみじん切りにする。サニーレタスは1枚ずつちぎる。
- 1熱したフライパンにオリーブ油を入れ、にんにくを焦がさないように炒める。
- 21に玉ねぎ、ズッキーニ、なす、パプリカ、トマト缶の順で加え、炒め合わせる。
- 32に固形ブイヨン、バジル、オレガノを加え弱火にし、野菜から出る水分で煮込む。
- 4水分が飛んでとろみがついたら火を止め、塩、こしょうで味を調えたら粗熱をとる。
- 5ピタにサニーレタスと4のラタトゥイユを挟み込む。
Point
ポケットに具を挟んで楽しむ「ピタ」
中近東に数千年前から伝わり、現在はギリシャやイスラエルなど各国の都市部で食べられている。中を空洞にするには、高温で一気に加熱できる設備が必要。そのため現地では、家庭で作ったピタの生地をパン屋に持ち込み、高温のオーブンで焼いてもらう人もいるとか。
中近東に数千年前から伝わり、現在はギリシャやイスラエルなど各国の都市部で食べられている。中を空洞にするには、高温で一気に加熱できる設備が必要。そのため現地では、家庭で作ったピタの生地をパン屋に持ち込み、高温のオーブンで焼いてもらう人もいるとか。
<関連記事>
●【コラム】パンブーム再び! 大人気&大注目の4つのパンイベントとは?
●【コラム】エッグベネディクトの次は何が来る? おいしい世界のアレンジパン5選
●【コラム】知りたい! パンのおいしい食べどき、切り方、保存方法。
監修、撮影協力:東京製菓学校パン科/1954年開校。和菓子、洋菓子、パンのプロを育てる専門学校。実践的なカリキュラムや最新の特殊設備の他、国内外でトップレベルの講師陣など、あらゆる面でサポートする。夜間部もある。パン科も実践を重視。実習授業が全体の80%を占め、ヨーロッパの伝統的なパンから調理パンまで、日本で売られているあらゆるパンの製造法が学べる。また、石窯での製パン技術や天然酵母の扱い方など、高度な製パン技術を習得できる。
http://www.tokyoseika.ac.jp/
http://www.tokyoseika.ac.jp/
撮影:西山 航
いちばんくわしいパン事典

世界22か国と日本のパン123種類を詳細収録。パンの知識と楽しみ方がわかる! 断面写真や配合、サイズや重量まで詳細を掲載。フランスパンやクロワッサンなどの定番パンは、日本全国の名店から集め、それぞれの個性を徹底比較。パンの歴史から、作り方、…