レタスで巻いておつまみに! 美味しい作りおき「さばのポロポロ」

今夜のおつまみは、料理研究家の松田美智子さんの著書『彼とごはん』から、あると便利な常備菜、「さばのポロポロ」をご紹介します。さばと生姜の相性の良さに加えて、ピーマンがいい仕事をしていて、定番にしたい逸品。「おつまみやおかずにもなる、生姜が利いたさばのそぼろ。ご飯と一緒に、レタスで巻いて食べてもさっぱりとしておいしいですよ。冷蔵庫で2日ほど持ちます」。
材料(作りやすい分量)
- さば(三枚おろしの半身)
- 1枚
- ピーマン
- 1個
- にんじん(5mmの角切り)
- 1/2カップ
- 生姜(みじん切り)
- 大さじ1
- ねぎ(みじん切り)
- 1/4本分
- ごま油
- 大さじ1
- 三温糖
- 大さじ1
- 【A】味噌
- 大さじ1
- 【A】酒
- 1/4カップ
- 醤油
- 大さじ1
作り方
- 1
さばの皮面を下にしてまな板に置き、スプーンを使って、掻き出すように身をほぐす。
※さばは、中心線から繊維に沿って、スプーンで身をこそげ取ります。 - 2ピーマンは縦半分に切り、種とワタを丁寧に取り除いた後、5mmの角切りにする。
- 3深めのフライパンに生姜とごま油を入れ、中火で炒め、香りが立ったら1を加え、さらにねぎも加えて炒める。
- 4三温糖を加えて炒め、合わせたAを入れて炒め煮にする。1、2分炒めたらにんじんを加え、汁気がなじんできたら醤油を加えてさっと合わせ、最後にピーマンを加えて火を止め、混ぜ合わせる。
※ピーマンは香りと食感を活かすために余熱で火を入れるだけにします。
松田 美智子(まつだ みちこ)/東京生まれ(鎌倉育ち)。料理研究家、テーブルコーディネーター、女子美術大学講師。料理研究家ホルトハウス房子氏に師事し、各国家庭料理を学ぶ。1993年より恵比寿で「松田美智子料理教室」主宰。栄養面に配慮した、季節感豊かで、丁寧な家庭料理が幅広い層から支持される。テレビや雑誌などメディアで活躍する他、海外ブランドでのキッチン開発や、自身ブランドの調理器具の開発、企業のメニュー開発など、多角的に食の仕事を手がける。著書多数。
撮影:西山 航
彼とごはん

定番メニューで彼氏・旦那様に喜ばれるためのレシピ集。料理が映える器、料理上手な作り置き、グッと美味しくなる調味料など人気料理家ならではのコツも満載。